もしかして、自粛ですか?
今日もまた、一人ぼっちの1日が終わりかけている。
ちっとも興味のない5限のオンライン授業にZOOMでログインしながら、スマホで野球ゲームを始める。最近有名な日本人メジャーリーガーがyoutubeで投稿しているらしい。
「いいよなぁ、有名人はyoutuberで成功しやすくて」
そう一人でつぶやき、ソファに寝転ぶ。スマホの中の選手がライトスタンドに叩き込む。最初のうちは嬉しかったものだが、今となってはホームランでなければイライラしてしまう。淡々としたレベル上げにも飽きてtwiitterを開く。
しょうもないツイートしかないな、と思いながら上までスクロールする。
どうせ話題はオンライン飲み会かあつ森くらいしかないのだ。
ー外出自粛。
この言葉に縛られて僕らは生きている。いや、正確に言えば紐が巻いてあるだけだ。解こうと思えば自由に動けるし、きつく縛れば動けなくなる程度の代物だ。
メールの通知が鳴る。
「オンライン合同説明会のご案内」
そうだよな、と独り言を言いながらそれを開く。やらなければいけないことはわかっているのだ。その思いとは裏腹にメールを閉じ、目を瞑る。何も考えたくない。
そのままZOOMの画面に目を戻すと、画面いっぱいに老けた顔を晒した教授が解説していた。好きではない教授だった。
冷蔵庫から2リットルの水を取り出し、ペットボトルに口をつけて一気に飲む。普段はやらないんだけどな、と思いつつも、もうここ10回はしている。
密かな、ストレスに対する抵抗なのだ。
気がつくと、あの老けた教授が画面からいなくなっていた。電池切れだった。かといってまた点けるでもなく、微かに笑みを浮かべる。どうせグループディスカッションは4年生の独壇場だし、一人くらいいなくても変わりもしない。空腹を身体が訴えてきたので立ち上がったが、冷蔵庫にはビールと水しかない。
UBEREATsか、高えんだよなと愚痴りつつ、中華丼を注文し、スマホをベットに投げつける。
自粛が始まった当初は自炊を楽しんでいたが、もう飽きてしまっていた。
実家に帰っておけばよかったな、と思う。世の中ではオンライン帰省などと帰省の自粛が叫ばれていたが、帰ったやつもいるし、親も帰ってきてほしい、とのことだった。
そんなもんか、と最初は思ったものだ。
「自粛」はあくまで「自分で制限する」もので、人の数だけその度合いが違うのは当たり前だ。そんなことはわかっているつもりだ。
しかし、宅飲み、カップルの手料理披露などはインスタに溢れだし、自分の自粛度合いは外れ値にいたようにすら感じられる。
なんせこの一ヶ月以上、面と向かって喋る相手はスーパーの店員しかいなかったし、友達とはオンラインでしか会っていないのだ。
ー俺の自粛ってなんなんだ?
自問自答が始まる。人は暇があると考え込んでしまうものだ。一人であればなおさら。
こうなるともう俺に勝ち目はない。考えれば考えるほど理性の波に押しつぶされてゆく。
もう限界だった。人は一人では生きれない。この単純な事実が喉元を締め付けるとは思ってもみなかった。
俺にとっての自粛は、自らをすり減らすものでしかなかった。価値観の違い、実は仲良いフリだった友達、貯金の減少をまざまざと見させられた。
今日の下北のスーパーは、人でごった返していたし、バーでは普通に飲み会が行われていた。
自粛期間ってもう終わったんでしたっけ?と言わんばかりの人withマスク。マスクが穴の空いたコンドームのようなものって先月いってませんでしたか?
正直者が馬鹿を見るこの世界で何を言ったって無駄なんだ。自粛は大半の真面目な人だけして、一部の何も聞かない奴らはパチンコやクラブ、風俗を楽しむ。ファック。
気持ちが頭の中で渦巻き、訳がわからなくなる。
帰り道の自転車は、壊れかけていた。
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※このお話はフィクションです。拙い文章失礼しました。僕自身は超元気です。
お久しぶりです。今の情勢を見て考えていたことを書いて見ました。
こんなレアな状況人生にあるかないかなので、5年後くらいに読み返して笑えるように残しておこうと。その方法が初めての小説なのは大失敗ですが
しかし、この話の主人公(?)のように苦しんでいる人は多いんじゃないかとと思います。
僕も受験期の抑うつ気味だった状態と似たものを最近感じているので、やはり人と定期的に会わない弊害は大きいのではないでしょうか。しかもオンラインで話すだけでは足りないようです。このままいけば6月頭には自粛が解除されるかもしれないですが、あと二週間耐えて、そこから梅雨のジメジメした時期を乗り越えるのはそう簡単じゃないはずです。
頑張ろうじゃダメで、何か考えないといけないんですが、自粛という縄は難しいですね。
多分黒歴史になる記事だなあ笑
バーイ(春日さん第一子おめでとう)
昨今の大学ミスコンに物申す
暑かった夏も終わり秋っぽい気温になってきましたね、ちょっと寒いけど。
この時期になると、各大学の学園祭も近づいてきて、それぞれミスコン関係も盛り上がって来ているのでしょう。まあ1番盛り上がってるのはミスコンが中止になった上にアメフト部不祥事が追い打ちをかけてきた慶應大学とかいうところなんですが
さて、最近のミスコンを見てると「なんだかなあ...」ってボヤきたくなることがあったりします。僕は出れるような人種じゃないんで多少負け惜しみだとか嫉妬っぽい感情も混ざってるのかもしれませんが。
知り合いでミスコンに出てる人もいますしミスコン自体は楽しくやってればいいと思ってます、盛り上がるしね。
問題はミスコン自体じゃなくてそれに関連することなんですよ。
さっきも言ったけど僕はミスコンに縁が薄い人間なので、自分の大学のファイナリストを見たり慶應のを見たり、友達の推しを確認するくらいしか関知してません(書いてみると意外と見てますね笑)
なのでミスコン出る人みんながどんな考えで出場してるのかもわからないし、単なる想像でしかありません。だけど、これだけは言いたい。
ミスコンの趣旨ってなんだっけ?
ファイナリストの挨拶とか見て思うんですよ、彼ら彼女らは自分のやりたいことをしたくて参加してると思います、夢につながるとかね、それは全然悪いことじゃない。だけどさ、これ言ったら終わりかもしんないけど
ミスコンって容姿を競うもんじゃないの??
候補者を並べてみれば美男美女ばかりじゃないか、そりゃ選ぶ側も悩ましいことだし良いことじゃん。でもそういう最低限度の容姿が揃ってる人間を各広研も選出してると思うんだよね。だったらその限度を超えてる以上あとは自分の好みはこの人だよっていう基準で選ぶだけで、そこに多少ツイート内容とか性格が考慮されるのはわかるけど、今のミスコンは「バズった人コンテスト」になってる気しかしない。
要するに
コンテンツ力>>>容姿
状態になってるミスコンにはなんかおかしくね、、、って思ってしまうことが多いってことですね、
某慶應の〇松a〇uuさんとか可愛いだけじゃなくそれ以外の部分の活動で膨大な得票を得てたっぽいけどそういうことだよね、
それもまた才能なんだろうけど、一般人からしたら羨ましい限りの。
でもミスコンでせっかく美しい男女が集まったのならそのまま美しいミスコンであって欲しいなあ、って思いました。汚い部分が色々見え隠れするコンテストってもう信じられないじゃん。
結局何が言いたいかっていうと、来世はミスコン優勝できる顔面に生まれたいです。
今話題のしゅうゲームズはなぜ面白いのか、わかりやすく解説してみる
最近、twitterである動画がバズっていた。
このツイートだ。
このマリオカート実況、下手なのに運もなくておもしろいwww
— ツイチューブ TwiTube (@Twitube_123) 2019年10月9日
pic.twitter.com/JwX2ucXmf8
この動画は、しゅうゲームズというチャンネルのYoutuberの動画で、僕も割と見たことことがあったので興味深いと思った。ちなみにチャンネル登録者数は50万人と、かなりの大物である。
ここでは、しゅうゲームズの面白さについて3つの要素から解説してみる。
①語彙力のないタイトル
しゅうゲームズの実況者、しゅうさんは基本的に語彙力がないように見える。動画のタイトルは、「〇〇〇がすごい (ゲーム名)」だったり、時には時事ネタがそのままタイトルになっていたりする。まるで小学校の夏休みの宿題のようなタイトルである。
しかし、このタイトルはしゅうゲームズの大きな強みなのである。
Youtubeの動画は、検索画面では基本サムネイル、タイトル、Youtuber名のみで表示される。
当然だがYoutuberはその3点において視聴者を取り込もうと試行錯誤するはずである。
その中での順序を考えてみよう。
◆Youtuber名
Youtuberの名前はブランドとして固定化されるため、その名前は1度きりであり、どんなにインパクトがあっても2度目以降は慣れが生じる。
◆タイトル
これは普通のタイトルに加え、「ご報告があります」「謝罪します」などのあえて内容を伏せて興味を引き、動画を視聴させるという技法が凝らされてきたが、現状その手も一般化してきている。またスマホでは文字数上右側のワードが一見では見えないため、情報に限りがある。
◆ サムネイル
大抵のサムネイルはタイトルと関連したもので、なるべく目につくようパワーワードを強調していたり、目を引く画像を置いていたりする。この中では一番情報の自由度が高い。
なので、この3点においての優先度は
サムネイル≥タイトル>>>>名前
とでもできるのではないか。実際には多くの動画でサムネイルとタイトルは呼応しているので、厳密に分けることはできないと思われたため≥を用いた。
ちなみに、超有名Youtuberのヒカキンさんの動画を比較例にしてみると、このようになっている。
基本的には、タイトルは【◯◯◯】〜〜〜〜というように、目を引くワードをかっこでくくり、そして左側から順に重要なワードを並べて動画の内容がわかるようなタイトルをつけている。例でいうと、1つ目の動画では、【超巨大】と「跳び箱20段」がとりわけ目をひく仕組みになっている。
また、サムネイルもタイトルと呼応して重要なワードを強調し、ゲーム動画でもそのゲームタイトルをサムネ上で示すなどの工夫がなされている。
【超巨大】跳び箱20段にヒカキンが挑戦!余裕だろ!【モンスターボックス】
【最終回】ヒカキンのスーパーマリオオデッセイ実況 Part15【キノコ王国 後編】
現状、このようなYoutube動画の編集がテンプレートといっても過言ではないだろう。人気ユーチューバーはほぼ同じようなタイトル、サムネイルだし、実際に再生数も高い。
その中ではしゅうゲームズのタイトルはあまりに非Youtube的なタイトル、サムネイルすぎて、逆に際立つのである。
パズドラの動画がサムネイルに表示されているのに、タイトルが「増税」となっていれば、頭の中に?しか浮かばない。
実際に、Youtubeで「増税」と調べてみても、トップ検索に出てくる動画の中でパズドラをしているのはしゅうゲームズだけである。
このように、本来のYoutuberの流行とは正反対を向くようなタイトルと、シンプルなサムネイルを用いたことが、動画を選択する時点での視聴者に刺激を与えた、つまり面白さを産んだと考えられる。
ところで、①のようなタイトルは、視聴者を動画に引き込むという点では有効であるが、実際に動画の内容が面白くなくては視聴者はリピートしない。そこで、次はしゅうゲームズの動画内における面白さについて考えてみる。
②独特の言葉遣い
しゅうゲームズの動画の中では、しゅうさん独特の言葉の言い回しが使われている。
少しピックアップしてみよう。
なお、ここではしゅうゲームズの動画のコメント欄にあった、『しゅうゲームズ語録』(2019,6,アムスフィッシュ)から引用する。
【激アツファンタスティックエブリデイ】
意味は不明だが、語感の良さから頻繁に使用される言葉。感情が高ぶった時に使用される。「激エブ」という略称で使用されることもある。
【今はね】
現時点では。
ちなみにこのような言葉をしゅうさん本人が紹介している動画もある。
このようなチャンネル独特の言葉は、そのチャンネルという共同体独自の文化として強く根付き、チャンネル支持者によってよく使われている傾向がある。
この傾向ははなおチャンネルでも見られている。また、広く言えば2chやニコニコ動画などから流行し始めた「草」や「〜ンゴ」のような言葉とも類似性があるだろう。
いずれにせよ、「激エブ」といった言葉によりしゅうゲームズのファンの結束は強まり、既存の視聴者が土着し、固定視聴者層を獲得する契機になっていると考えられる。そしてこの語録の奇妙さとそれを使う視聴者の一体感のようなものが、動画に面白さを産み出しているのではないだろうか。
このような「迷」単語を生みだすしゅうさんは、語彙力が低いのか高いのかわからなくなってくる。そういったところもまた彼の魅力なのだろう。「草」や「タピる」などに続き、「激エブ」という単語が渋谷のJKから聞こえるようになるのもそう遠くはないのかもしれない。
③ゲームのキャラ立てのうまさ
しゅうゲームズにおいて取り上げられている主なゲームは、パズドラ、マリオカート、マリオメーカー、wii sportsなどである。ゲーム名だけではかなりプレイ人口が多く、実況者も多いイメージがあるが、このゲーム内で100万再生を獲得しているのだからかなりの実力者ということになる。しかし、一つだけ異例のゲームがある。
Wii Sportsである。
我々のようなwii世代が一回はやったことのある名ソフトではあるが、このゲームを実況して再生数を得ているYoutuberはあまりいない。実際wii sportsの再生ランキングを見ても、海外の動画や超絶テクニック系の動画を除けばしゅうゲームズの動画がno.1である。なぜここまでの人気を引き出しているのだろうか。
この動画は10月現在で111万回再生(去年9月に公開)されているが、内容はwii sportsでコンピューター相手に野球をする、というだけである。しかしこの単純な内容で100万再生を突破する、というところが、まさしくしゅうゲームズの真骨頂なのである。
この動画の再生数について考察すると、②であげたような、しゅうゲームズ独自の語録の存在と固定視聴者層が多いことが理由として考えられる。実際動画のタイトルに「しょうた」という人物が含まれているが、彼とその顔面こそがこの再生数の立役者である。
彼についての詳しい説明は先ほどの語録動画に投げるが、簡単に言えば「wii sportsのデフォルトキャラ」である。そんなモブキャラでしかない彼をしゅうさんが「40代独身」などと強烈にキャラ付けし、彼とのwii sportsの日々をまるで現実の友達かのように投稿したことから人気が出たと考えられる。「しょうた」が出演すればしゅうゲームズファンは喜び、再生数が伸びていくのだ。
この例からもわかるように、しゅうゲームズは、喋らないモブキャラやインターネットの対戦相手のキャラ付けが上手いからこそ動画の面白さに繋がっている。
その面白さがあって、①であげたタイトル・サムネイルの独創性を可能にしているとも言えるだろう。
このように「しゅうゲームズの面白さ」について1視聴者が噛み砕いてみたが、彼の面白さを理解するには彼の動画を見るのが一番はやい。みなさんもしゅうゲームズで「激エブ」な日々を過ごしてはどうだろうか。
激エブ
— モノログ (@MonoLogas) 2019年10月16日
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チャンピオン漫画『BEASTARS』にどハマりした
こんにちは。モノログです。
土曜日の話。 外で台風19号が猛威を振るう中、一室に引きこもった僕は、強風でボロ家が揺れるよりも、地震で千葉が揺れるよりもあるマンガに心を揺さぶられ、幸い家に浸水はしませんでしたがそのマンガに心酔させられていました。
その名は、『BEASTARS』
かの『グラップラー刃牙』の作者、板垣恵介さんの娘、板垣巴留さんが書いているマンガで、ビーストという名前の通り、このマンガに登場するのは皆動物です。
マンガの裏表紙の言葉を拝借すると
「肉食獣と草食獣が共に暮らす世界の、青春系動物ヒューマンドラマ」という感じですが、これは普通のイメージにあるような「ほのぼのする動物たちのお話」ではありません。
逆に、『BEASTARS』は暗い世界のマンガだ、といっても良いほどです。
ちなみに10月からアニメも始まって、Netflixやフジテレビで配信されてます。
早速第一話も見ましたが、このオープニング曲が超絶かっこいい。マジで惚れた。
ジャズのような曲調で、『BEASTARS』のなんとも言えない独特な雰囲気によくあっていると思います。
それはさておき、
アニメの第一話の内容のあらすじを書いて見ます。
このマンガの最初の大きなテーマは
「肉食と草食」という問題です。
このマンガに最初の大きな波が起こるのは、肉食・草食が共学の高校、チェリートン学園の演劇部内で、いきなり草食動物であるアルパカのテムが殺されてしまう"食"殺事件が起きることから始まります。
BEASTARSの世界では肉食が草食を食らう、という本来の食物連鎖のような行動はタブーとされており、肉食獣は食肉することが禁じられています。
つまり、「肉食ー草食」という、「食うー食われる」上下関係が、対等な関係となっているのです。
テムが殺される直前に
「肉食なんてみんな怪物だ!」
と言い残したように、草食は肉食に食われる恐怖をずっと抱えており、逆に肉食は本能が求める食肉ができないもどかしさに悩まされます。
そういう事情で、当然学内で食肉を犯し、ましてや殺した犯人は重罪で、肉食動物と断定されます。
BEASTARSの主人公のハイイロオオカミのレゴシはこの学校の一大勢力である演劇部に所属しており、肉食獣として食殺事件の犯人を疑われてしまいます。
この「肉食と草食」というテーマは、物語が進むにつれてより存在感を増し、メインの登場動物の思想にも深く関わってきます。両方の調和を望む者、どちらかの上に立とうとする者──────
この二項対立のテーマを見て何か似ているな、と思うモノがあるのではないでしょうか。
現実の社会においても、
昨今のセクハラ・パワハラ・ジェンダー問題にあるような、上下関係が問い沙汰される
「男と女」の問題があります。
作者の板垣巴留さんは、人間では直接書き表せないような社会問題を、獣の社会で見事に描いています。こういった部分もこのマンガを面白くしています。
ここまでが簡単なあらすじですが、このマンガはとにかく引きこまれる。
話が進むにつれて、レゴシや他のキャラの成長が読者の目に見えてきて、恋に悩んだり、強敵に立ち向かう姿がまさに「青春ヒューマンドラマ」として素晴らしいです。
僕はもう5回は15巻まで読み通しました。それほど読み応えがあり、今後のストーリーが楽しみになる作品です。今LINEマンガで30話まで無料配信されてたりするので試し読みしてはどうでしょうか。
ブロガーという病 - MonoLog -モノログ- https://t.co/cpoumRWPdJ
— モノログ (@MonoLogas) 2019年10月16日
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ブロガーという病
初めまして。モノログと言います。
ブログというものは、誰が為に書かれるのか。
そもそもブログという言葉の由来というと、"weblog" が縮まって"blog" となったわけですが、僕の中では、アフィリエイトとかは抜きにごく単純に個人のストーリーを語る日記が読まれるということ、だと思っています。日本だと古来、平安時代から『蜻蛉日記』『土佐日記』とか日記を題材として書かれた作品がたくさんありますよね。
自分の中に日々溜まってゆくモノを言葉にして吐き出す、それがブログの本質なのだと思います。このブログが「作品」レベルになるとは到底思えませんが、僕の感情や思考の吐露が少しでも他者に影響を与えるような「作者」でありたい。
ブログと言えば、以前は大学受験関連のブログを書いていたんですが、そのブログに書くようなことはだいたいネガティヴなことばかりなんですよね。今思えば当時のブログはイキリ20%:闇80%みたいな酷いモンでした。だから僕にとって、ブログを書くということは「病気」のようなものだと思っています。辛い、嬉しい、悲しいといった感情、本来自分の中で解決しているものが止めどなく溢れ出して、ぶつけざるを得なくなったこと。
例えが下手すぎるんですけど私のブログのポリシーみたいなものはもうちょっとあります
このブログの冠、"monolog" の意味は、モノローグ、つまり劇中に相手なしに観衆に向けてのみ発される言葉、日本語だと「独白」と訳されます。私の独白、といえばちょっとカッコ良すぎますが、、日常で自分の心の中にそっとしまったような心情をひっぱりだす、そういうイメージで文を書きます。たぶん。
まあここまでブログをやる理由ぽいものを書き連ねましたが僕がモノを読み書きするのが好き、っていうのが一番の理由です。Instagramのストーリーの流行に代表されるような文字の少ない「楽な」コミュニケーションが主流となる中で、文章でなにかを強く感じてくれる人がいたらいいな、というのがちょっとした願望です。
さて、ここまで大真面目に大袈裟に話を広げてはいますが結局のところただの雑記ブログです。好きなモノを紹介したり、自分語りをしたり、時には誰かを知らず知らずのうちに傷つけてしまったり。
こんな感じでやっていこうと思います、よろしくお願いします。以上。